つるとはな 5号

内容ご紹介

長らくお待たせいたしました。5号は、ついにというか、いよいよというか、90歳以上の人生の先輩方に多く登場していただいています。最高齢は104歳。どの方も自律した精神の持ち主で、お会いしに行ったこちらの背筋がピンと伸びました。

・内海桂子師匠はただいま94歳。ツイッターでのつぶやきも評判ですが、芸人としても現役まっさかり。きょうも舞台で「生命とは粋なものだよ〜」と都々逸を披露しています。

・毎日練習を欠かさない97歳のヴァイオリン弾き。慰問されるのではなく「声がかかればどこへでも」慰問するほうなのですって。2年先まで予定が決まっているそうですよ。

・勝又道代さんは81歳の現役ファッションデザイナー。慣れた手つきで型紙を作り、大切なのは「その人らしい存在感を出すこと」なんだとか。

・「その肌 いくつになっても ふっくらつやつや」。登場してくれた104歳、83歳、69歳の女性達の美しいこと! どうしたらそんなお肌になれるのでしょう。

・20世紀半ば、アルフレッド・ウォリスが、絵を描き始めたのは70歳になってからのこと。紙の切れ端や板きれに、猛然と描いていたのだそう。描かずにいられなかったのは、なぜなのでしょう?

・友だちと一緒ももちろん楽しいけれど、行きつけの店があって"ひとりランチ”できるって、かっこいいと思いませんか。

・書家の佐藤芙蓉さんは、重たい荷物を両手にさげて、書道教室へ出かけます。書くこと人に教えることがあたりまえの毎日で、76歳の笑顔は晴れやかに輝いています。

・ご存知!伊東四朗さん。コメディアン、俳優、司会、ラジオのパーソナリティと幅広い活躍は知れたこと。でも自宅では彫像のように動かないって、本当なんでしょうか?

・知る人ぞ知る神戸の老舗洋食店「欧風料理 もん」。おかみさんは阪神・淡路大震災以降、いやそれ以前だって「休みがなくてもなんともないよ」ですって。

・現役最高齢のパイロット・髙橋淳さん。おしゃれで赤い服をよく着ています。爪もいつもぴかぴかです。「だってその方が女性にモテるでしょう?」。まさに94歳のハンサムボーイ!?

・端正な顔立ちと技のキレで柔道界の話題をさらう阿部一二三、詩兄妹。ぴかぴかの16歳! 阿部詩選手に会いに神戸へ行きました。

・川上弘美さんの短編は「数奇」。タイトルからしてすでに何かが漂っていませんか。

書籍情報

タイトル つるとはな 5号
定価 1,300円 + 税
発売日 2017/7/21
ISBN 978-4-908155-05-5
発行人 佐藤真
編集人 岡戸絹枝
発行所 株式会社つるとはな
印刷・製本 凸版印刷株式会社